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韓国で「スーパースプレッダー」出現か、感染者倍増=中国ネット「中国という前例がありながら…」

配信日時:2020年2月21日(金) 13時50分
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韓国の中央防疫対策本部は、大邱市で感染拡大する新型コロナウイルスが「スーパースプレッダー」から広まったとの見方を示した。写真は大邱市。

20日、韓国では新たに53人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、感染者の総数が104人に倍増した。そのうち43人は大邱市の教会と関連があると判明したため、韓国の中央防疫対策本部は同市での感染が「スーパースプレッダー(多くの人への感染拡大の源となった患者)」から広まったとの見方を示した。21日付で複数の中国メディアが報じた。

大邱市で約9000人の信者を持つ新興宗教「新天地」の教会には、韓国で31人目に新型コロナウイルスへの感染が確認された61歳の韓国人女性が通っていた。女性は先日、交通事故で入院した際に新型コロナウイルスに感染していると判明したが、最近の渡航歴が無いことや、感染者と接触していないことを理由に検査を拒んでいた。女性は病院や教会、ホテルなど複数の場所に足を運んでいたため、感染者数は今後も増え続けると予想されている。

大邱市での感染拡大を受け、対策本部は今月9日と16日に女性と同じ回の礼拝に出席した計1001人に自主的に隔離措置を取るよう求めたほか、他の信者8000人についても名簿の提出を要求した。なお、対策本部は「さらなる総合的な分析が必要」との理由で、女性が「スーパースプレッダー」であるとの断言は避けているという。

また、中国メディア・時差視頻によると、ウイルスが室外に漏れないように気圧を下げた「陰圧室」構造のいわゆる「感染症病床」の数は、韓国全体でも1027床と限られており、すでに多くの感染者が確認されている大邱市には54床しかないという。今後も感染者数が増え続けた場合の医療設備不足が懸念されている。

大邱市の状況が伝えられると、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では関連ワードが検索キーワードランキングで1位になるなど大きな注目を集めた。中国のネットユーザーからは、「新型コロナウイルス関連で韓国のニュースを聞かないと思っていたら、いきなりスーパースプレッダーか…」「寄付をしたりして中国を助けてくれた韓国や日本で感染が広まっているというニュースを聞くと、胸が痛む」「大邱が第二の武漢になりませんように」「韓国、何とか持ちこたえて!」といったコメントが寄せられた。

また、「中国という前例がありながら、どうして日本も韓国も同じ道をたどってしまうんだ」と残念がる声や、「(病床が足りないなら)教室や体育館を活用すればいい」といった中国の経験に基づいた助言も見られた。(翻訳・編集/岩谷)

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