長過ぎる中国ドラマを縮小の「限長令」いよいよ実施へ、「1作品につき40話」制限を通達

Record China    2020年2月21日(金) 22時0分

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中国のテレビ・ラジオを監督する中国広播電視総局が、話数が問題になっていた中国ドラマに対する制限を盛り込んだ「限長令」を通達したことが明らかに。1つのドラマが40話を超えないようにするものとなっている。

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中国のテレビ・ラジオを監督する中国広播電視総局が、話数が長過ぎると問題になっていた中国ドラマに対する制限を盛り込んだ「限長令」を通達したことが明らかに。1つのドラマが40話を超えないようにするものとなっている。

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ここ数年、話数がどんどん伸びる水増し傾向が顕著になっていた中国ドラマだが、話数を制限する「限長令」のうわさが浮上したのは昨年夏のこと。このほど中国広播電視総局が、「テレビドラマ・ネット配信ドラマの生産管理を強化するための作業通知」とのタイトルで、ドラマ制作に関わる主だった企業に向けて通達を行ったことが明らかになった。

ネット上に出回っている通達の文面を見ると、ドラマの話数は「40話を超えないことを提唱」「30話以内を奨励」と書かれている。このほか、制限は出演者のギャラにも及び、「全出演者の報酬が制作コストの40%を超えないこと」「主演の報酬は、全出演者の報酬の70%を超えないこと」と記されている。

中国では制作会社が一手にドラマを制作し、テレビ局はその版権を購入し、放送で広告収入を得る形となる。また、コンテンツへの投資熱が高まったことや、膨れ上がる広告収入の金額により、ドラマの話数はどんどん増えている。ドラマの本筋と関係のないシーンが盛り込まれ、冗長化するドラマについては一般社会からも批判の声が多く、若者の間では「倍速再生」が当たり前になっているという。(Mathilda

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