人気女性歌手のフェイ・ウォン（王菲）が、旅行先の日本で新型コロナウイルスに感染し、隔離状態にあるとネット上でうわさが拡散され、大騒ぎとなった。

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中国のSNSサービス「豆瓣」で20日、ユーザーが投稿した内容が注目され、拡散されたのがきっかけ。中華圏を代表する歌姫のフェイ・ウォンは先日、恋人の俳優ニコラス・ツェー（謝霆鋒）らと日本へスキー旅行に出掛けていたが、「現地でコロナウイルスに感染し、現在は病院で隔離状態にある」とされたもの。「現在、ニコラス・ツェーとも携帯電話を通じてのやり取りしかできない状態だ」とされている。

なお、フェイ・ウォンとニコラス・ツェーについては今月初め、羽田空港やスキー場で複数の目撃情報が。2人に遭遇した人が一緒に撮った写真をSNSに投稿するなどしており、日本に滞在していたのは疑いのない事実となっている。

ネット上を駆け巡った「フェイ・ウォン感染」のニュースに、フェイ・ウォンのマネジャーで、代理人として知られるケイティ・チャン（陳家瑛）氏がコメントを発表。フェイ・ウォンが感染した事実はなく、拡散された内容は全てフェイクニュースであるとし、「新型コロナウイルスの感染拡大で、皆が心を合わせて闘っているこの時、つまらないうわさ話よりも、お互いを支え合うことに関心を向けてほしい」と語っている。（Mathilda）