ディズニー模倣、問題なしが20%超え。知的所有権に関するネット調査―北京市

Record China    2007年5月8日(火) 12時14分

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ディズニーを模倣したキャラクターを使っていたとして話題になっている石景山遊楽園について、中国国内でも話題となっている。先日、ネット調査が行われ、この問題に対する中国ネットユーザーの態度が明らかとなった。

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ディズニーやドラえもん、キティーちゃんなどを模倣したキャラクターを使っている石景山遊楽園は、中国の知的所有権保護が不十分な現状を示す事例として、多くの海外メディアが取り上げている。過熱する海外の報道を受け、中国メディアも石景山遊楽園関係の報道が始まった。7日、中国の大手ポータルサイト・Sina.comはこの問題に関するネット調査を実行した。

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調査には二つの設問が用意された。第一の質問は「石景山遊楽園がディズニーキャラクターを使って旅行客を呼ぼうとする行為は過ちだと思うか?」というもの。8日午前段階での途中経過では、65.11%が「知的所有権の侵害であり、中国の国家イメージを損なう」と回答。続いて23.19%が「過ちではない。単にディズニーが作り出したキャラクターを使っただけ」と回答。8.24%が「過ちではあるが、たいした問題ではなく海外メディアが騒ぎすぎ」と回答した。***

第2の質問は「石景山遊楽園のディズニーキャラクター模倣事件の原因は何だと考えるか?」というもの。同じく8日の途中経過では、「企業の知的所有権遵守の意識が弱い」が49.79%で1位。「政府の知的所有権保護の取り組みが不十分」が25.42%。「外国人は知的所有権を建前に、中国に圧力をかけている」が22.58%となった。

回答では中国の知的所有権保護の現状を問題視する意見が半数以上を占めたが、問題はないとの解答も2割を超えていることが注目される。(翻訳/編集・KT)

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