影絵アニメ「孫悟空と妖怪ウイルスの闘い」の配信スタート

人民網日本語版    2020年2月20日(木) 14時30分

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悟空が妖怪ウイルスを倒すという影絵アニメ「孫悟空と妖怪ウイルスの闘い」がオンライン配信され、クリック回数が約500万回に達している。

新型コロナウイルス感染による肺炎が拡大しているというニュースが孫悟空にも届いた。悟空が筋斗雲に乗って湖北省武漢市に行き、「雷神山」、「火神山」、「鍾南山」に変身して、妖怪ウイルスを倒すという影絵アニメ「孫悟空と妖怪ウイルスの闘い」がオンライン配信され、クリック回数が約500万回に達している。人民日報海外版が報じた。

北京龍在天皮影劇が製作した「孫悟空と妖怪ウイルスの闘い」のストーリーは、新型コロナウイルス感染と闘う中国の様子がモチーフになっている。孫悟空が妖怪と闘うというイメージと、ウイルスと闘う白衣の戦士のイメージがうまく重なり合っている。これは無形文化遺産を活用して、ウイルスとの闘いを宣伝する新たな試みだ。

製作チームの責任者・王熙氏は、「数万人の医療従事者が代わる代わるウイルスとの闘いの第一線に立っているのを見て、敬服させられたのと同時に、心が痛んだ。また一般の人々も、政府の呼び掛けに積極的に応じて、自宅待機しているので、退屈に感じている人も多いと感じた。そこで、どうしたら多くの人に平常心を保ってもらい、不安を解消してもらえるかと考えて、影絵アニメを作ることにした」と説明する。王氏率いるチームは積極的に行動し、脚本を書き、絵を描き、道具を準備し、アテレコし、動画を作り、「孫悟空と妖怪ウイルスの闘い」を配信するまで1週間もかからなかったという。

脚本を手掛けたプロデューサーの林中華氏は、「ウイルスとの闘いにおいて、無形文化にもその力を発揮させるというのが、中国の影絵アーティストの願いであり、私たち無形文化遺産伝承人の使命、責任でもある。この作品を通して、ウイルスとの闘いの第一線に立っている医療従事者、患者、自宅待機している人々に、ポジティブな精神とウイルスとの闘いに勝利する勇気を与えたい」と語る。(編集KN)

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