脱英語を目指す中国の教育改革、役に立つ授業がゼロになるとの批判も―インド英字紙

Record China    2013年10月26日(土) 14時20分

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22日、インド英字紙ザ・エコノミックタイムズは中国の英語学習熱低下を報じた。江蘇省、上海省、山東省では大学入試の総合点から英語を外す方針が検討されている。資料写真。

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2013年10月22日、インド英字紙ザ・エコノミックタイムズは中国の英語学習熱低下を報じた。23日、環球時報が伝えた。

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英語学習熱の高さで知られる中国だが、異変が起きている。江蘇省、上海省、山東省では大学入試の総合点から英語を外す方針を検討中。足切りラインを超える必要はあるが、英語の得点は進学先を判定する総合点には含めないという方針だ。

北京市では得点比率を見直し、英語の得点を引き下げ中国語の点数を上げることを検討している。また、現在では小学1年生から英語の授業があるが、3年生からに切り替えることも検討している。

専門家によると、改革はテストだけの評価システムから学生の個性を重視するシステムへの変化を目指したものだという。外国語ばかりを勉強するのではなく、自国の言葉と伝統を学んでほしいという意識も高まっている。

脱英語、脱外国崇拝を支持する人もいるが、ネットユーザーの多くは改革に批判的な目を向けている。「中国の硬直した学校教育では英語ぐらいしか役にたつ授業がないのに、それすらなくなってしまうのか」との書き込みもあった。(翻訳・編集/KT)

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