サムスン新スマホの検証動画がまるで拷問!?韓国ネット「意味のないテスト」

Record China    2020年2月19日(水) 9時40分

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17日、韓国・イーデイリーは、新作の折りたたみ式スマートフォン「ギャラクシーZ フリップ」の内部ディスプレーの耐久性を検証するため、さまざまな実験が行われていると伝えた。資料写真。

2020年2月17日、韓国・イーデイリーは、サムスン電子の新作折りたたみ式スマートフォン「ギャラクシーZ フリップ」の内部ディスプレーの耐久性を検証するため、IT専門の動画投稿者らによってさまざまな実験が行われていると伝えた。記事は、「日常的な状況とはかけ離れた拷問に近い実験が続いている」と指摘している。

ギャラクシーZ フリップの内部ディスプレーには超薄型強化ガラス(UTG)が採用されている。

記事によると、IT専門の動画投稿者は、ギャラクシーZ フリップの内部画面が前作に比べ引っかきに強いかを検証。動画共有サービス「YouTube」で実験動画を投稿したという。硬度計を使い、ギャラクシーZ フリップの画面の傷の程度を見るテストを実施したところ、傷は硬度レベル2から出始め、レベル3ではより深くなった。

この結果についてサムスンは「UTGを覆っているプラスチックの画面保護膜に傷がついた可能性がある」と説明しているという。

また、ギャラクシーZ フリップを、折りたたむ方向とは反対の、外側に折り曲げる検証テストでは、強い力を加えるとヒンジ部分が「カチッ」と音を立てて浮き上がった。ただ、いずれの実験でも、機器の動作に異常は見られなかったという。

別のIT専門YouTubeチャンネルの運営者は、ギャラクシーZ フリップの落下テストを実施。成人男性の腰の高さと、1.5メートル以上の高さからそれぞれ機器を投げ落としたところ、内部ディスプレーや機能に問題は見られなかったという。

米国のIT専門誌も、新作の折りたたみ式スマホが登場するたび、製品の保証専門会社の装置を使った実験を実施している。記事は、日常的な使用環境とはかけ離れた状況下で実施する、これらの実験が注目を集める理由について、「折りたたみ式スマホは、内部ディスプレーの耐久性が一般的なスマホに比べ弱いからだ」と解説している。

これに、韓国のネットユーザーからは、「さすが(サムスンは)韓国の企業だ」「ギャラクシーZ フリップが丈夫な理由はメイド・イン・コリアだから」などと、実験の好結果に称賛の声が上がっている。

一方、「日常で使うには全く意味のないテストをしている」「こんな実験がなぜ必要? YouTubeに投稿して金を稼ぎたいだけでしょ」「実験映像を投稿して注目を浴びたいのか」「サムスンから広告費いくらもらった?」「とんでもなく強引な実験のように思える」「わざわざ引っかいたり落としたり。(実験者は)金持ちのようだ」「そんな実験をする時間があるのなら、もっと生産的なことをした方がいい」「スマホにあれほど耐久性が必要だろうか?」などと、新製品が登場するたびに投稿される検証動画に、冷ややかなコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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