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新型肺炎、大手映画スタジオ所属監督の一家4人が死亡、凄惨な「遺書」に大きな衝撃

配信日時:2020年2月18日(火) 10時10分
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湖北電影制片廠に所属する監督と家族が、新型コロナウイルスに感染し相次いで命を落としたことが明らかに。現地のリアルな状況を浮き彫りにした出来事として、中国の人々に大きな衝撃を与えている。
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大手映画撮影所の一つ、湖北電影制片廠に所属する監督と家族が、新型コロナウイルスに感染し相次いで命を落としたことが明らかになった。現地のリアルな状況を浮き彫りにした出来事として、中国の人々に大きな衝撃を与えている。

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今月16日に武漢市の人民医院で死亡が確認されたのは、湖北電影制片廠に所属する常凱(チャン・カイ)監督。享年55歳だった。同廠では同日に死亡広告を発表し、その死を悼んでいる。

この常凱監督について、本人だけでなく家族3人が新型コロナウイルスに感染し、両親が2月3日と8日に相次いで他界し、実姉も同14日に死亡していることが明らかになった。妻は感染しているものの比較的症状が軽く、息子は英国留学中で難を逃れたという。

大手ニュースサイト・捜狐(SOHU)の取材に応じた常凱監督の同僚によると、最初に症状が出たのは監督の父親だが、どこの病院も患者であふれ返っている状態で受け入れてもらえなかったとのこと。2日にやっと医者が自宅までやって来たものの、治療が受けられなかったことで病状が悪化し、数時間後にそのまま自宅で死亡したという。

中国のネット上では、常凱監督が書いたとされる遺書の文面が拡散されている。「どこの病院へ行っても人が多すぎて拒否される」「助けを求めても一つのベッドさえ確保できない」などといった現地の状況が生々しく記されているが、この遺書についてインタビューに応じた同僚は、「本人が書いたものかは確認できていない」と話している。

常凱監督と家族を襲った今回の悲劇は、人々に大きな衝撃を与えている。多くの人々の見解は、大手撮影所の所属監督であれば仕事柄、一般の人よりは条件が良く、さまざまなつてがあったはずだというもの。しかし、このような形で一家4人が死亡したことで、「それだけ武漢現地は悲惨だということ」「発表されている致死率の数字も疑わしい」などと、今の状況を改めて不安視する声が上がっている。(Mathilda

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