中国高官健康不安説がささやかれる理由とは?―香港メディア

Record China    2007年5月8日(火) 9時45分

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2007年5月5日、最近中国の高官が任期の途中に相次いで病死していることから、多くの国民が中国高官の健康状態に不安を抱いているという香港メディアの報道があった。李至倫氏の資料写真。

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2007年5月5日、香港メディアの報道によると、先日の中国中央規律委員会副書記・監察部部長の李至倫(リー・ジールン)氏の突然の死去は、全国にはびこる役人の汚職行為の摘発に力を入れる温家宝首相にとって大きな痛手となった。中国国民も監察部部長としての李氏の活躍に期待をかけていただけに、その死を惜しむ声はあちこちで出ているという。

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その影響かどうかは不明だが、ここ数年、任期半ばで病死する政府高官が続出していることから、激務による過労やストレスが高官たちの健康を蝕んでいるのではないかと考えている国民が多いと、香港メディアは伝えている。

前商務部部長呂福源(リュウ・フーユエン)氏、元福建省共産党委員会書記宋徳福(ソン・ドゥフー)氏、元チベット自治区共産党委員会書記楊傳堂(ヤン・チュアンタン)氏らはすべて在任中に病に倒れ、死亡あるいは病を理由に辞職をしている。

報道では、政府高官たちの激務とストレスは想像以上で、職務に熱心な高官ほど体を壊し、まさに命がけで任務を追行していると説明している。(翻訳/編集本郷智子)

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