米国より高い中国スタバ、理由は「お客がねばるから」=14年には中国が世界第二の市場―中国メディア

Record China    2013年10月23日(水) 21時44分

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22日、中国中央テレビは、中国のスターバックスが米国より高い値段でコーヒーを販売していることについて、暴利ではないかと指摘したが、同社の中国地区責任者は「お客が長時間滞在するため」と回答した。写真は中国のスターバックス。

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22日、中国中央テレビは、スターバックス・ラテのトールサイズが中国では27元(約4.4ドル=約431円)で販売されている一方、シカゴでは3.2ドル(約313円)で販売されていると伝えた。タンブラーの米国での販売価格は10〜14ドル(約981円〜1373円)だが、中国では中国製のタンブラーが18ドル(約1765円)で販売されている。新浪財経が伝えた。

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上海コーヒー専業委員会」の王振東(ワン・ジェンドン)会長は、中央テレビの番組で「スターバックスが中国で高価格をつけているのは、現地の人々がスターバックスや西洋のブランドを盲信しているからだ」とコメントしている。

暴利ではないかという中国の国営メディアの指摘について、スターバックスの中国・アジア太平洋地区代表のジョン・カルバー氏は「確かにラテの価格は米国よりも高く設定しているが、中国にある1000店の利益率が米国よりも高いわけではない」と回答。「米国ではコーヒーを受け取るとすぐに店を後にする顧客が80%を占めるのに対し、大多数の中国人顧客は店内で長時間過ごすことを好み、数時間滞在することもある。そのため、営業面積を広く取る必要がある」と述べた。

スターバックスは2012年、中国・アジア太平洋地域における売上を急伸させ、今年は同地区で600店舗をオープンし、2015年までに中国での店舗数を1500に拡大する計画を立てている。毎日一店舗ずつオープンする計算だ。スターバックスによると、中国は2014年にカナダを超えて、米国に次ぐ第二の市場になる見込みだという。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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