2013年10月21日、韓国・朝鮮日報は、「反韓の影響は受けず、韓流は依然として日本を席巻」と題する記事を掲載した。22日付で参考消息が伝えた。

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19日、日本の千葉県の幕張メッセでは、韓流スターのペ・ヨンジュンなどが出席する“韓流10周年大賞”の授賞式が行われた。

“韓流10周年大賞”は、ドラマ「冬のソナタ」の日本放映10周年を記念して行われたイベント。ファン投票で受賞者を選び表彰するもので、インターネット投票には20万人が参加した。もともと、抽選で3000人を授賞式に招待する予定だったが、ファンの熱烈な要望に応えて4800人に増やした。

授賞式は午後5時30分の開演だったが、熱狂的なファンは午前12時から会場に押し寄せた。名古屋から訪れた53歳のファンは、「10年経ったけど、ペ・ヨンジュンを忘れられない。今は日韓関係が良くないけれど、必ず良くなると信じている」と話した。

イベントでは、会場の大型スクリーンに過去10年間に放送された韓流ドラマのVTRが流れるたびに、会場は大きな拍手に包まれた。また、歌手のキム・ヒョンジュンが登場すると、興奮のあまり泣き出す中年のファンの姿も見られた。

授賞式では、ペ・ヨンジュンの人気が高く、彼の主演したドラマ「冬のソナタ」が最優秀作品賞を獲得し、自身は最優秀男優賞を獲得した。日本メディアによると、ペ・ヨンジュンが19日に来日した際、成田空港には2000人余りのファンが集まったという。日本では反韓、嫌韓の雰囲気が高まっているが、“韓流”は依然として日本のファンをとりこにし続けている。（翻訳・編集/北田）