WHO事務局長、第一線の医療スタッフに関心寄せる

CRI online    2020年2月15日(土) 13時5分

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スイスのジュネーブで現地時間2月14日、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染状況についてメディア向けの説明会を行い、テドロス事務局長がオンラインで参加しました。 その中で、テドロス事務局長は「新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大防止措置に各側が取り組んでおり、現在...

スイスのジュネーブで現地時間2月14日、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染状況についてメディア向けの説明会を行い、テドロス事務局長がオンラインで参加しました。

 その中で、テドロス事務局長は「新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大防止措置に各側が取り組んでおり、現在は進展を遂げている」との考えを示した上で、「中国の湖北省では『新たに確認された感染者の数』が大幅に増加したが、これは感染確認の判断基準の変更に伴うもので、さらなる感染拡大を意味するものではない。今後、より確実な臨床診断の方法が見出されれば、いっそう信憑性のあるデータが提供できるようになるだろう」と述べました。

 また、中国で11日24時までに1716人の医療スタッフの感染が確認され、そのうち6人が死亡していることについて、テドロス事務局長は「医療スタッフへの感染状況を非常に重要視している。今、WHOは第一線の医療スタッフへの防護服などの配布を最優先すべき活動に位置付けている」と語った後、「今、WHOからの先遣隊が中国の専門家と共に今後の作業の目標を明確にし、進展も収めている。今後も専門家たちが続々と中国入りし、合同で医療活動を展開していく」としました。(提供/CRI

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