台湾球児の甲子園ストーリー「KANO」、監督役の永瀬正敏「背中で演技」―台湾

Record China    2013年10月22日(火) 19時1分

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20日、台湾映画「KANO」で野球チームの日本人監督役を演じた永瀬正敏が、このほどアフレコのため台湾入り。メディアのインタビューに応じた。

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2013年10月20日、台湾映画「KANO」で野球チームの日本人監督役を演じた永瀬正敏が、このほどアフレコのため台湾入り。メディアのインタビューに応じた。NOWnewsが伝えた。

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映画「KANO」は1930年代、台湾から甲子園(当時は「全国中等学校優勝野球大会」)に出場した嘉義農林学校(現・国立嘉義大学)が、準優勝の快挙を達成した実話を描く物語。「海角七号/君想う、国境の南」や「セデック・バレ」のウェイ・ダーション(魏徳聖)がプロデュースし、「セデック・バレ」でセデック族の若き頭目を演じた俳優マー・ジーシアン(馬志翔)が初メガホンを執ったもの。台湾で来年2月27日の公開が決定し、日本からは永瀬正敏や大沢たかお、坂井真紀といった豪華な顔ぶれが出演している。

このほどアフレコのため台湾入りした永瀬正敏が演じるのは、野球チームを率いる日本人監督の近藤兵太郎役。役作りのため、近藤監督の80歳を超える教え子を訪ねたりして、「KANO」の脚本にも大きな影響と知識を与えたという。このためウェイ監督は、「脚本担当には永瀬さんの名前も加えなくちゃ」と語っている。ウェイ監督は永瀬について、「背中でも演技ができる俳優」と激賞。マー監督は、彼の見せる演技とたたずまいが素晴らしく、「“カット”の声をかけるのに、ためらう時が多々あった」と語っている。

永瀬自身が台湾で映画を撮影するのは、林海象監督の「我が人生最悪の時」以来、約20年ぶり。台湾映画に出演するのは、これが初めてとなる。「KANO」への出演を決めたのは、林海象監督のアドバイスによるものだと語っている。なお、撮影中は蚊に襲われたりと、忘れられないエピソードがたくさんあるという。(翻訳・編集/Mathilda

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