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肺炎拡大で客がいなくて楽?韓国首相の自営業者への発言が物議

配信日時:2020年2月18日(火) 8時10分
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14日、韓国・東亜日報によると、韓国の丁世均首相が自営業者に「最近は客が少なくて楽なのでは?」と発言したことが物議を醸している。画像は韓国国務総理秘書室Facebookアカウントより。

2020年2月14日、韓国・東亜日報によると、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大と関連し、韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相が自営業者に「最近は客が少なくて楽なのでは?」と発言したことが物議を醸している。

丁首相は13日、肺炎の拡大で商売に影響が出ている自営業者らを慰労するため、ソウル・新村(シンチョン)の繁華街を訪問。訪れた飲食店でこのように声を掛けた。店員が「そんなことはありません」と答えると「またじきに忙しくなるだろうから、(それまで)楽に過ごすのがいい」と発言したという。他の店でも、「これまでに稼いだもので少しの間しのいでください。どうです、しのげそうですか?」などと声を掛けたという。

記事は「首相なりに店主らを慰労しようと発した言葉だったが、肺炎拡大の打撃を受けている自営業者から共感を得るのは困難な発言ではないかと、論争を招いた」と伝えている。野党は「耳を疑う、自営業者を愚弄(ぐろう)する発言。経済崩壊に肺炎拡大の二重苦に生計を脅かされている人たちを3度殺すものだ」「自営業者が直面する絶望的な現実を、軽口のネタ程度に考えているようだ。経済がどのように回っているのか、関心も情報もないのか?」などと、丁首相の発言を批判する論評を出したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「これはないわ。謝罪すべき」「それでも人間か?国民の血税で自分たちが暮らしているのだと、1%も考えたことがないのか」「これがうちの店だったら、顔につばを吐いたかもしれない」など、怒りのコメントが殺到している。

一方で、この飲食店の店主がネット上で「首相は笑顔で冗談を言った」と当時の状況を説明し、「私たちは激励を受けて気分の良い一日を過ごしたが、事実が歪曲(わいきょく)された状態で伝わり、妙な誤解を生んでいることに困惑している」と発言していることから、報道の仕方への批判の声も多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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