ほうきは2月10日に年に一日だけ立つ?NASAが否定―中国メディア

人民網日本語版    2020年2月13日(木) 19時10分

拡大

国内外のSNSではここ数日、ほうきを立てる写真や動画が大人気となっている。

国内外のSNSではここ数日、ほうきを立てる写真や動画が大人気となっている。アメリカ航空宇宙局(NASA)が、地球の重力の影響を受け、2月10日は年に1度だけほうきが立つ日になると発表したといううわさが流れている。NASAは11日、デマを否定した。新華社が伝えた。

NASAはこのうわさにこたえるため、11日にツイッターで短い動画を投稿した。動画の中で、惑星地質学者のサラ・ノーブル氏は「ほうきは昨日立ったか?今日も立つことは事実によって証明されている」と述べた。ほうきを立てたばかりの米宇宙飛行士のアルヴィン・ドルー氏は、「これはただの物理学だ」と述べた。

米カーネギーメロン大学のマンフレッド・パウリニ教授(物理学)は「ほうきが立つのは地球の重力が1年の特定の日によって異なるからではなく、ほうきのタイプと関連している。刷毛が重いほうきの場合、その重心が比較的低くなるため、バランスを保ちやすい」と指摘した。

SNSで人々がアップしているほうきの形を見ると、大半は非常に似通っていることが分かる。一般的に、家庭用のほうきは重心が低く、広めの刷毛であれば長い柄の底部を支えることができる。そのため興味があり粘り強くやれば、どの日であってもほうきを立てることができる。

特定の日にほうきが立つといううわさはずっと前からあった。CNNは2012年に、これは卵が立つという話の変化型の可能性があると報じた。卵は春分と秋分にしか立たないという説があったが、実際にはほうきと同じく立つ日は限られない。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携