外国で起業するときの教訓、「軽蔑されている中国系同業者との競争は避けよ」―中国メディア

Record China    2013年10月24日(木) 8時10分

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19日、ある中国人が「起業した際の最大の教訓」として「軽蔑される中国系同業者との競争」について綴っている。資料写真。

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2013年10月19日、網易によると、ある中国人が「カナダで起業した際の最大の教訓」として「軽蔑される中国系同業者との競争」について綴っている。

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ヨーロッパで起業した当初、カーペットクリーニング業を20年営む現地の友人ができた。中国人のカーペットクリーニング市場についてもよく知っており、「中国人だけの市場はリスクが高いから、もっと広く商売するべきだ」とアドバイスしてくれたが、その時にはその意味がよくわからなかった。

起業当時、非中国系の客は20%しかなかった。現地の新聞に広告を出したものの、効果は芳しくなく、その広告は取りやめて、中国系向けの新聞に広告を出すようになり、その後は客のほぼ全てが中国系になっていった。しかし、中国人社会の市場には無数のカーペットクリーニング会社があり、競争は激しく、料金を大幅に下げざるを得なくなってしまった。一部の会社はコストを下げるため有害物質を含む洗剤や柔軟剤を使っており、クリーニングが済むと人体に有害な汚染カーペットになっていた。

そうするうちに同じくカーペットクリーニング業を営む中国系の友人もできた。2年早く起業したこの友人は客のほぼ全てが欧米人で、アジア系はいなかったが、商売はとてもうまくいっていた。平日5〜6時間働くだけで週末は必ず休みを取る上、年に3度は決まって長期休暇を取っていた。

これを見習って私も欧米人市場開拓に乗り出し、ようやく欧米人の客が10〜20%得られるようになると、商売がスムーズに運ぶようになり、かつて受けたアドバイスをようやく理解した。(翻訳・編集/岡田)

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