英国が韓国を「新型コロナ危険国」に指定?韓国国会議員の発言が混乱招く

Record China    2020年2月13日(木) 21時40分

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12日、韓国・SBSは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国会議員らの発言が発端となり、「韓国への旅行を制限している国がある」とする誤った情報が流れ、混乱を招いたと伝えた。写真はロンドン。

2020年2月12日、韓国・SBSは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国会議員や政府関係者の発言が発端となり、「韓国への旅行を制限する国がある」とする誤った情報が流れ、混乱を招いたと伝えた。

記事によると、韓国の国会議員の一人が「英国政府はわが国を新型コロナウイルスの危険国に含めた」と発言。政府関係者も「韓国旅行を制限する国が一部にある」としたが、数時間後に撤回。混乱を引き起こしたという。

記事は、韓国への旅行者が多い20カ国の外交部のホームページでは、カナダのように「新型コロナウイルスの感染拡大で、韓国への入国時は検査が複雑だ」として注意を促している国はあるが、英国を含め、旅行を制限している国はないと伝えている。

これに、韓国のネットユーザーからは、「国会議員ともあろう人が偽ニュースを流すなんて」「政府は偽ニュースの工場」などと批判の声が上がっている。

また、「こちらには来ないのが賢明だ」「私たちが西欧圏をみんな同じと見るように、西欧圏の人たちもアジア圏はみんな同じだと見る」「ウイルスが広がっている国に、誰が来るだろうか」「中国以外の国にウイルスがないという保証がどこにあるのか」「今はどこの国に旅行するのも冒険だな」「自国民のために『行くな』と言っている。この状況で『行け』と言うのはおかしいでしょ」など、この時期の海外旅行について、さまざまな意見が寄せられている。(翻訳・編集/関)

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