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感染症研究の第一人者、「潜伏期間24日」説について説明―中国

配信日時:2020年2月13日(木) 13時20分
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11日夜、感染症研究の第一人者、鐘南山院士は「新型コロナウイルスの潜伏期間は24日」とする説について取材に応じ、見解を示した。写真は武漢の医療関係者。

11日夜、中国の感染症研究の第一人者で新型肺炎専門家チームを率いる鐘南山(ジョン・ナンシャン)院士は「新型コロナウイルスの潜伏期間は24日」とする説について取材に応じ、次のような見解を示した。新華社が伝えた。

我々のチームが新型コロナウイルス感染による肺炎患者1099人の臨床特徴に関して執筆した論文は、全国30の省・自治区・直轄市の計552カ所の病院から提供された臨床データを研究し、研究チームが患者の臨床特徴を総合的に分析したものだ。

この論文は学術誌の査読を通過する前の「プレプリントサーバー」であり、「プレプリントサーバー」というのはそもそもより多くの同業者の意見を求める必要があるものだ。「プレプリントサーバー」の公式要求に基づくと、その情報はメディアでの引用に供することはできず、臨床指導に用いることもできないものであり、同業者の評議を経なければならない。我々の論文の「プレプリントサーバー」における潜伏期間については、患者の口述に基づいた記録を統計する手法を用いた。患者の口述した感染源との接触時期と最初に症状が発現した時期に基づいて計算したところによると、潜伏期間は最も長い場合で24日だった。しかし実際には本当に24日と述べた患者は1人だけ、つまり1099人のうち1人だけだった。このわずか1人の患者に基づいて報道された日数を疾病の最長潜伏期間とすることは科学的ではない。同様の先例は、これまでも狂犬病などほかの疾病でもあった。我々の研究によると、すべての患者の潜伏期間の中位数は4日だった。このほか、我々はこの論文で、2日と7日(その差は5日)という四分位範囲を発表する予定で、この数値のほうがより科学的に感染者の全体状況を反映している。

したがって、未発表論文の一部の情報を過度に深読みすべきではない。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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