東京国際映画祭こぼれ話、トム・ハンクスはユーモアたっぷり、日韓の演技派女優はエール交換

Record China    2013年10月21日(月) 18時14分

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18日、東京・六本木などで開催中の第26回東京国際映画祭で、現場で見たちょっと楽しいこぼれ話をお届けする。

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2013年10月18日、東京・六本木などで開催中の第26回東京国際映画祭で、現場で見たちょっと楽しいこぼれ話をお届けする。

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まずはオープニング作品「キャプテン・フィリップス」で4年ぶりに来日したトム・ハンクス。18日開かれた記者会見はリラックスした様子で、気さくな一面をのぞかせた。

席に着いてあいさつすると、通訳のためペンを走らせる戸田奈津子さんの手元を凝視。すきを見てさっとメモ用紙を取り上げ、両手でくしゃくしゃに丸めてしまった。慌てる戸田さんを見てにやり。と思えば、戸田さんを「ママ」と呼ぶなど、終始ユーモアたっぷりだった。

さらに、日韓を代表する演技派女優が並んだのが、開幕日の17日に開かれたコンペティション部門審査委員の記者会見。委員長のチェン・カイコー(陳凱歌)監督を挟み、向かって左に寺島しのぶ、右にムン・ソリが並んだ。寺島は「キャタピラー」(10)、ムン・ソリは「オアシス」(02)など、どちらも迫真の演技が持ち味だ。ムン・ソリはかつて「日本で一番気になる女優」に寺島の名を挙げたことがある。

「俳優のどんな演技に感動するか」と聞かれた二人。ムン・ソリは「状況や技術より、誠意や真心が伝わる演技」と回答。寺島は「出ている俳優に嫉妬する作品が、素敵な映画かなと思う。私は『オアシス』のムン・ソリさんを見た時に嫉妬しました」。ムン・ソリは突然の発言に驚いた様子だったが、笑顔で「私も寺島さんに嫉妬しています」と返し、互いをたたえ合っていた。(文/遠海安)

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