「子どもの負担になりたくない」、韓国で53万人が延命治療拒否―中国メディア

Record China    2020年2月16日(日) 17時30分

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中国メディアの環球網は11日、韓国では延命治療を望まない人が53万人を超えたと報じた。資料写真。

中国メディアの環球網は11日、韓国では延命治療を望まない人が53万人を超えたと報じた。

記事は韓国・ハンギョレの10日の報道を引用。同国では最近、「事前延命医療意向書」にサインする人が急増しており、その数は昨年末時点で53万人を突破したそうだ。

記事によると、同意向書は19歳以上が対象。病気や事故で治療方法を自分で選択できなくなる場合に備え、望みのない延命治療を事前に拒否しておくことができる。また、本人の意思に基づき、撤回も随時可能という。

記事は意向書にサインする人が急増した理由の1つとして、「韓国社会が『尊厳ある死』にますます関心を持つようになったため」と説明。また、「子どもに養ってもらうことを願う時代から子どもの負担にならないことを願う時代になった」と述べ、サインした人の47.5%を70~80歳が占めたと伝えた。(翻訳・編集/野谷

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