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韓国野党は映画「パラサイト」の快挙を喜べない?その理由は…

配信日時:2020年2月15日(土) 17時30分
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11日、韓国・ノーカットニュースは、韓国最大野党・自由韓国党が映画「パラサイト 半地下の家族」の快挙を「素直に喜べない」とし、その事情について報じた。写真は同映画のポスター。

2020年2月11日、韓国・ノーカットニュースは、韓国最大野党・自由韓国党が映画「パラサイト 半地下の家族」の快挙に「拍手を送ることができない」とし、その事情について報じた。

韓国のポン・ジュノ監督の作品「パラサイト 半地下の家族」はこのほど発表された米アカデミー賞で4部門を受賞した。これに対し、韓国政界は一斉に祝賀メッセージを送った。自由韓国党の議員らもメッセージを送っているが、記事によると、これに関し韓国メディアでは、ポン監督や映画の投資・制作を担当したCJと同党との過去の「悪縁」にスポットが当てられたという。

自由韓国党のポン監督に対する評価は「非常に厳しかった」そうで、同党が政権を握っていたときは政府の「目の上のたんこぶ」だったという。李明博(イ・ミョンバク)政権では、国家情報院のブラックリストで「強硬左派」に分類された。朴槿恵(パク・クネ)政権でもポン監督の映画は問題視され、文化芸術界のブラックリストに名前が挙がっていたという。

またCJも、2012年の大統領選挙前に映画やテレビドラマが「朴前大統領の機嫌を損ねた」といい、2013年7月には朴前大統領によりCJグループの会長および副会長に対する退陣指示が出されたという。

このような過去にスポットを当てた報道に同党は不快感を示しているというが、時事文化評論家のキム・ソンス氏は「『パラサイト』は新自由主義の弊害を上手く皮肉っており、卓越した作品と認められている。これまでの事情を知れば知るほど、自由韓国党は絶対に同映画を評価できない」と話したという。

これを受け、韓国のネット上では自由韓国党に対し「自分たちの方が国民を食い尽くす寄生虫(パラサイト)」「政権が変わらなかったら、アカデミー賞受賞という歴史的な出来事は起こらなかっただろう」「ブラックリスト作っておいて、今は称賛?」などと非難するコメントが相次いでいる。

一方で「映画を見ていたらチョ・グク(前法相)事件を思い出した」「(世論では)チョ・グク前法相が主人公のようだって言われてるし、共に民主党(与党)も何も言えないじゃん」との指摘も出ている。

また韓国の政界全体に対し「米国は真の自由民主主義で、韓国は必要な時だけ人を利用する」という声や、「そのうちオスカーが韓国の国政調査するんじゃない?」と予想する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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