中国国務院聯防聯控メカニズムが10日に開いた記者会見では、データ分析を通じて、全国の治癒率が8．2％と顕著に上昇したことが明らかにされた。この数値は、1月27日時点では1．3％だった。1月27日時点で1．7％だった湖北省の治癒率は6．1％に上昇し、1月27日時点で2．6％だった武漢の治癒率は6．2％に達した。これらのデータから、中国全土で展開されている医療対応措置に初歩的な効果が表れていることを見て取れる。人民日報が伝えた。

新型コロナウイルス感染による肺炎が生じてから、平均して6人のコミュニティー担当者が1つのコミュニティーのケアに当たり、コミュニティー担当者1人が350人の住民をケアする状況が続き、各担当者の業務量は極めてハードになっている。各地方は、春節（旧正月、2020年は1月25日）のUターンピークに対応するため、予防・制御措置を新たに制定あるいは更新している。情報を故意に隠ぺいし、体温測定や医学的観察などの予防・制御措置を拒む人に対しては、法律にのっとり法的責任を追及する姿勢を明らかにしている地方もある。Uターンする人々は、コミュニティーが実施する関連措置に積極的に応じることが求められている。（提供/人民網日本語版・編集/KM）