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韓国に新型肺炎の“直撃弾”?素材部品輸入の中国依存に懸念の声

配信日時:2020年2月13日(木) 8時20分
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9日、韓国・京郷新聞は、「中国からの素材・部品輸入増えた韓国、新型コロナの直撃弾を受けるか」と題した記事を掲載した。写真はソウル。

2020年2月9日、韓国・京郷(キョンヒャン)新聞は、「中国からの素材・部品輸入が増えた韓国、新型コロナの直撃弾を受けるか」と題した記事を掲載した。

記事によると、昨年の韓国の対中国素材・部品輸入額は520億8000万ドル(約5兆7227億円)で、前年より5.6%減少した。「世界景気の萎縮と米中貿易戦争の影響」とみられているという。

素材・部品輸入全体に中国が占める割合は30.5%と高い水準を維持している。2004年の14.1%と比較すると「15年の間に2倍以上に拡大していることになる」と記事は説明している。

特に、新型コロナウイルスによる肺炎拡大で最も大きな影響を受けている自動車部品の場合、輸入全体に中国が占める割合は29.1%に達するという。点火用ワイヤリングセットとその他ワイヤリングセット(自動車、航空機、船舶用)の輸入額19億7600万ドルのうち中国製は17億1300万ドルで、86.7%を占めるという。

韓国の輸入は2007年から、中国が日本を抑えて不動の1位となっている。昨年の対中輸入は1072億2000万ドルで、韓国の全輸入の21.3%を占めている。04年の13.2%に比べ1.6倍に拡大しているが、これは「国内業者の生産工場が人件費の安い中国に移されたことが原因」とされている。「自動車の血管」と呼ばれるワイヤーハーネスも、多くが手作業で生産されるため、完成車メーカーに部品を納める下請け業者は原価節減のため、主力生産ラインを全て中国に移した状態だという。

記事は「新型肺炎問題のように中国内で生産に支障が生じた場合、対中依存度が高い韓国は、直撃弾を受けるしかない」と指摘。実際に、中国政府が春節連休を延長したことで、ワイヤーハーネス生産が滞り、現代(ヒュンダイ)自動車など国内自動車工場が相次ぎストップする事態となったことを「証拠」として挙げている。

韓国の政府と業界は、中国内工場の再稼働に向け、現地政府と接触しつつ、国内生産と第三国からの代替輸入を増やす案などを検討しているという。これを機に、中国依存度を下げるべきだという声も高まっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「雇用がなくて大変なんだから、韓国で生産できるようにしなよ」「少しくらい高くなっても、国産化を。雇用の創出にもなる」「日本製品、中国製品の国産化こそ、韓国が一流国家となる唯一の道だ」など、「自立」を主張する声が多数寄せられている。

一方で「韓国には技術者がいない。みんな公務員を狙って勉強ばかり」というコメントも見られた。その他、「日本の対韓国輸出規制の時は『これを機に国産化しよう』と威勢がよかったじゃないか。中国にもその覇気を見せてやりなよ」という意見や、「これは誰のせいでもないでしょ。両国間で協力して乗り越えていこう」などの呼び掛けも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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