ドニー・イェンが6年ぶりに現代アクション復活、“奴隷待遇”時代の苦労話も―中国メディア

Record China    2013年10月20日(日) 17時50分

拡大

香港のアクションスターのドニー・イェンが、最新主演作「特殊身[イ分]」(Special ID)のプレミア上映会に登場。うわさされる高額ギャラ、俳優ヴィンセント・チャオとのトラブルについて語った。

(1 / 4 枚)

2013年10月17日、香港のアクションスターのドニー・イェン(甄子丹)が、最新主演作「特殊身[イ分]」(Special ID)のプレミア上映会に登場。うわさされる高額ギャラ、俳優ヴィンセント・チャオ(趙文卓)とのトラブルについて語った。新浪網が伝えた。

その他の写真

ドニーの最新作「特殊身[イ分]」は、中国や香港で今月18日から公開。2008年にスタートした映画「イップ・マン」シリーズで、香港トップのアクションスターの座をつかんだドニーだが、その後は時代劇映画ばかり6年間も続いた。だが、今回はドニーが最も得意とする現代アクション。自身も「イップ・マンだけでなく、違う役どころを代表作に加えたい」と、ヒットへの自信を語っている。

ネット上に数多く出回っている人気スターの出演料ランキングで、ドニーは常に上位につけ、映画1本あたり3000万元(約4億8000万円)とも言われる。これについて聞かれると、「3000万元でも3000元(約4万8000円)でも、仕事に対する熱意は変わらない」と、明言を避けつつコメント。だが、かつて香港のテレビ局・無線電視(TVB)に所属していた頃は「月給は本当に3000元だった」と、昔話も披露。早朝から深夜まで撮影に追われ、まさに“奴隷待遇”だったという。

「特殊身[イ分]」は当初、2011年にクランクイン予定だった。しかし、ダブル主演だったアクション俳優ヴィンセント・チャオとのトラブルや降板騒動が勃発。さらに、もともと同作を手掛ける予定だったと自称する中国の映画監督檀冰(タン・ビン)氏が、名誉棄損による損害賠償を訴える裁判を起こし、ゴタゴタが続いた。檀冰氏についてドニーは、「映画界の不良分子だ」と激しく非難。ヴィンセント・チャオについては、「スポンサーの反対を押し切って、彼を迎えたのは僕自身。その後トラブルが発生し、こちらから働きかけたが話し合いに応じようとせず、その後は一転してメディアを使い攻撃してきた。今後、彼とは絶対に仕事をしない」と、こちらも厳しい口調で語っている。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携