ミニチュアを通して香港カルチャーに触れてみよう

フライメディア    2020年2月15日(土) 21時50分

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昨年以来多くのイベントや行事がキャンセルとなり、明るい話題が少なめの香港。そんな時はミニチュア展示を通して香港の市民生活やカルチャーを覗いてみる、というのはいかがだろうか。

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昨年以来多くのイベントや行事がキャンセルとなり、明るい話題が少なめの香港。そんな時はミニチュア展示を通して香港の市民生活やカルチャーを覗いてみる、というのはいかがだろうか。

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この数年色々な場所で香港に関するミニチュア展が開催されている。現在行われているものは「富衛保險:惜於微時 — 香港故事縮影展」展というもの。旧水上警察の歴史的建築物を再利用して造られたハウス1881で、香港ならではのイベント行事・昔ながらの市民の生活の様子や特色あるカルチャーなどをピックアップした展示を行っている。

また、古きよき香港時代の一般市民が訪れた食堂、駄菓や、雑貨屋、映画館などの様子も細かく作らこまれており、見ていて興味をそそられる。

香港で行われてる人気の行事も再現されている。こちらは今も多くの地元民や観光客が詰め掛ける、火龍の舞の様子(ドラゴン・ファイヤー・ダンス)。第三次国家級無形文化遺産リストに登録されているイベントで、1年の健康や幸せを願い3晩火をまとった龍が踊り続けるものだ。

また、香港ならではのカルチャー「打小人」の展示も行われている。打小人とは、自分に害をもたらす人たち(小人)に代わるものを、靴で叩きいて追い払ってもらうという悪運を遠ざける儀式のようなもの。この打小人はコーズウエイベイ地区の"悪を追い払うのに良い"とされる場所で今も行われている。

悪運を運ぶ人を靴で叩いて追い払うというと日本では考え難いことに思えるが、人目につく街中でごく自然に行われている。こういったカルチャーを知り、それから自分の足で香港を歩いて実際に見て歩くのも面白いかもしれない。(提供/フライメディア)

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