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「自由」を言い訳に人間性のボトムラインを越えてはならない―中国紙

配信日時:2020年2月20日(木) 14時40分
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17日、中国紙・人民日報は、新型コロナウイルスに関する西側メディアの報道の仕方を批判する記事を掲載した。写真は武漢の救援活動。

2020年2月17日、中国紙・人民日報は、新型コロナウイルスに関する西側メディアの報道の仕方を批判する記事を掲載した。

記事は、「人類共通の突発的な公衆衛生事件を前にして、一部の西側メディアは世界保健機関(WHO)と各国の政府要人、民間の正義の士が発する差別やスティグマ化反対の声を顧みず、傲慢(ごうまん)さと偏見に固執し、無恥と悪意をさらし続け、共感されることのない逆流を生み出している」と批判した。

その上で記事は、具体的な例を紹介。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が掲載した「偏見に満ちた」記事は激しい抗議を受け、華人コミュニティに対する謝罪と表題の修正または記事の撤回を求める署名がすでに10万人分を上回ったと伝えた。

このほか、ドイツのデア・シュピーゲル誌が、表紙で新型コロナウイルスは「中国製造」だと表現し、ドイツのネットユーザーから批判を浴びたことを説明。デンマーク紙のユランズ・ポステンが中国国旗を侮辱するような漫画を掲載したなどの例にも言及した。

その上で記事は、「メディアは現代社会における情報伝達の重要な媒体であり、民衆がニュースの真相について理解する主要なルートである」と指摘。米メディアが行った2018年のエボラ出血熱に関する報道との比較で、「新型コロナウイルスをめぐる報道の高強度さは尋常ではないことが分かった」とも伝えた。

そして、「人々が注意すべきは、西側の一部メディアの恐怖を誇張し差別をあおるような報道が一種の『習慣』のようになっていることだ」と主張。その原因として、「西側の一部メディアが時代の歩みについてきておらず、『文明的な優位性』という臆測を抱きつつ、ゼロサムゲームで頭がいっぱいだからだ」と論じた。

さらに、「疫病と戦う中国人民の貢献と成果を無視し、民族差別で中国をスティグマ化し、恐怖をあおって国際社会が一致して疫病と戦う努力を妨げることは、最低限の職業倫理と社会責任を喪失している」と非難。「道義はどこにあるのだ?。不幸にも亡くなった人や、命を守るためにウイルスと戦う正義の志士を前にして冷たく醜い報道をするとは。人間性はどこにあるというのか?」と疑問を投げ掛けた。

最後に記事は、「人類がウイルスの襲撃という不確定な衝撃に直面した時、一部のメディアはいわゆる『自由』の名のもとに人間性のボトムラインを越えてはならないということは強調するに値する。西側のメディア人は、担うべき道義と責任を捨て去ってしまったら、メディアの存在意義はどこにあるのかと自問すべきだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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