川に飛び込み女性を救出した外国人が貴重品を盗まれた!?=地元警察と本人が否定―上海市

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16日、中国上海市で川に飛び込み自殺を図った女性を助けた現地在住の外国人が、救出後に貴重品を盗まれたというニュースがネット上で広まり反響を呼んでいた件に関して、地元警察ではこれをデマとして否定した。

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2013年10月16日、中国上海市で川に飛び込み自殺を図った女性を助けた現地在住の外国人が、救出後に貴重品を盗まれたというニュースがネット上で広まり反響を呼んでいた件に関して、地元警察ではこれをデマとして否定した。人民日報が17日付で伝えた。

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うわさの原因となったミニブログ上の書き込みは、「上海のバンド(外灘)で若い女性が黄浦江に飛び込んで自殺を図った。当時周囲には多くの目撃者がいたが、誰一人として助けようとする者はいなかった。通りかかった外国人がそれに気づくと、すぐに身の回りの物を脇に置き、わが身の危険を顧みずに川へ飛び込んで女性を救出した。しかし、救出後にその外国人はあっけにとられた。自分が橋の上に置いておいた貴重品が、見物人に盗まれ、持ち去られてしまっていたのだ」というもの。

上海市警察では現場の録画映像をもとに厳重なチェックを行ったが、盗難の形跡は見当たらなかった。また、救出した外国人自身もこのことを否定した。「毎日バンドを早朝ジョギングするのが日課だが、当日は用事があったので午後にジョギングをしていたところ、入水自殺を図る現場に遭遇した。しかし、バンドをジョギングするだけなので、特に何も持ち歩いていなかった」という。

公安関係者はこの情報を「ネット上に掲載された写真を見て作り上げられたデマ」と推測。記者が問題の書き込みを探した時には、すでに見つからなくなっていた。しかし、この事実と異なるうわさはネットユーザーにより依然としてあちこちのミニブログに転載され続けている。(翻訳・編集/碧海)



   

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