スピード建設された武漢の新病院、清掃員の高額月給に驚きの声―華字メディア

Record China    2020年2月8日(土) 7時50分

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急増する新型コロナウイルス感染者に対応するため、中国湖北省武漢市は今月5日までに2つの病院を新設。清掃にあたるスタッフの求人情報が公開されると、その内容に驚きの声が上がった。資料写真。

急増する新型コロナウイルス感染者に対応するため、ウイルス発生源の中国湖北省武漢市は今月5日までに2つの病院を新設。清掃にあたるスタッフの求人情報が公開されると、その内容に驚きの声が上がった。6日、米国に拠点を置く華字メディアの看中国が伝えた。

武漢市は2日に1000床のベッドを備える「火神山医院」を、5日に1600床を備える「雷神山医院」を完成させた。2003年、重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時に北京市が7日間で建設した病院にならったもので、急ピッチで進められた工事により両院ともに約10日間で完成したことが大きな話題となった。

武漢市の北西に位置する随州市の労働就業管理局などの情報によると、求人時に提示された「火神山医院」の清掃員の月給は、この職種ではかなり高水準と言える3万~3万5000元(約21万~24万5000円)。このほか、「食事・住居支給。環境良好。一人ひとりに完全な保護用具と安全対策を提供。55歳以下で健康であれば男女不問。愛と勇気があり、ウイルスと闘うこの神聖なチームに加わろうという人を歓迎します」といった条件が記されている。

看中国によると、求人情報の公開後、ネットユーザーからは「こんなにたくさん給料を出して、大丈夫?」などと驚く声のほか、「具体的に、何を片付けるの?」「清掃員たちが無事のまま帰ってこられるかが心配」といった声が寄せられたという。(翻訳・編集/岩谷)

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