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横浜停泊のクルーズ船内の英国人乗客、SNSで窮状訴え=中国ネット「本当にごめんなさい」

配信日時:2020年2月6日(木) 13時20分
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新型コロナウイルスの感染者が出たクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、客室から出られなくなった英国人の乗客が自身のフェイスブックに映像を投稿して窮状を訴えている。

新型コロナウイルスの感染者が出たクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、船内に留め置かれている英国人の乗客が自身のフェイスブックに映像を投稿して窮状を訴えた。5日、中国の動画メディア・梨視頻が英メディアの報道を基に伝えた。

現在、横浜港に停泊中の同船では、先月20~25日に乗船していた香港の男性に新型コロナウイルスへの感染が確認されたことから、船内の乗客・乗員3700人余りを対象に検疫が行われている。症状のない人を含む全ての人も、原則としてウイルスの潜伏期間である14日間は船内で待機させられる見通し。6日午前現在、船内で感染が確認された人数は20人まで増加している。

妻と共に乗船している英国人のデイビッド・アベル(David Abel)さんは、「船にはすでに物資が運び込まれました。食べ物や、水といったものです。しかし、困ったことに、私はインスリンが必要な糖尿病患者なのです。普段は午前7時に朝食を取ります。ですが、客室に食事は運ばれてきません。ルームサービスが利用可能になるというアナウンスがありましたが、何を食べるか選ぶことはできないようです」と話した。

さらに、「先ほど、食事は下の階から順次提供するとの知らせが入りました。ですが、私がいるのは9階です。これは糖尿病患者の私にとって、楽観視できる状況ではありません。この船には私以外にも、多くの糖尿病患者がいることと思います。ルームサービスに電話してみましたが、何度かけてもつながりませんでした」と語った。

デイビッドさんの映像を紹介した梨視頻の投稿には、「(中国が感染源となったことから)本当にごめんなさい」「糖尿病の人にとって食べ物が選べないのはきついよ」「常用薬が必要な人のことは、本当になんとかしてあげてほしい」といったコメントが寄せられている。

日本の報道によると、同船では日本人の乗客からもこれまでに「持病の高血圧の薬がない」「(船内で)2週間過ごせというのはあまりに苦しい」といった声が上がっている。

なお、日本人の乗客のツイッターアカウント(@daxa_tw)は6日午前の時点で、「薬の依頼書が届きました」「次回から食事を選べるようになりました」などと船内の状況を伝えている。(翻訳・編集/岩谷)

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