【CRI時評】実行力を向上させ、感染症との戦いに打ち勝つ

CRI online    2020年2月5日(水) 22時50分

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中国共産党中央政治局常務委員会が旧正月の年が明けてからわずか10日間の間に2度に渡り議題を特化させた会議を開催し、新型肺炎の予防・抑制活動についての重要な指示と要求を指した。 火神山病院の建設を10日間で完成させ、全国各地から8000人以上の医療関係者が支援のために湖北省入りし...

中国共産党中央政治局常務委員会が旧正月の年が明けてからわずか10日間の間に2度に渡り議題を特化させた会議を開催し、新型肺炎の予防・抑制活動についての重要な指示と要求を指した。

 火神山病院の建設を10日間で完成させ、全国各地から8000人以上の医療関係者が支援のために湖北省入りし、多方面との連動により医療用および生活物資の供給の緊張を緩和させたなど、中国の実行力は世界を驚嘆させた。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、新型肺炎の感染に直面した際の中国体制の有力さと中国措置の有効性は「世界でもまれ」と評価した。

 新型肺炎の予防・抑制は依然として厳しい状況だ。新たな問題や新たな状況は絶えず出現している。緊急管理、公衆衛生、国家備蓄などの分野での中国の不備も露呈した。中国の最高指導者は感染拡大の予防・抑制の重要な節目において、作業を着実かつ詳細に遂行するよう強調し、感染の予防・抑制の重点と方向をさらに一歩はっきりと指し示した。

 目下のところ、感染の予防・抑制においてとりわけ重要な任務は、患者を全力で救い、医療防護物資の供給を保障し、入院率と治癒率の引き上げと感染率や致死率の低減に努力することだ。治療のための資源、防護のための資源を感染が最も深刻な地区に集中させ、現地の医療スタッフと患者による需要を満たすことを優先し、感染が全国に広がる局面を迅速かつ根本的に逆転させねばならない。

 最近になり、中国の中央銀行である中国人民銀行など中央政府5部門は「金融30条」を打ち出すことで、新型肺炎の予防・抑制と経済の安定した発展のための支持策を提供した。今回の新型肺炎が中国のガバナンスシステムとその能力に対する「判定試験」と言える。作業を着実かつ詳細に遂行することが、感染症との戦いに勝ち、「判定試験」に合格するための鍵となる。(CRI論説員)

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