店によって20倍の差、中国で値切りは一種の「芸術」=「いいカモ」にならないための技とは?―台湾紙

Record China    2013年10月16日(水) 11時15分

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13日、台湾紙・旺報は「台湾人が見た中国、値切りは重要な芸術」と題したエッセイを掲載した。写真は上海の観光地・豫園。

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2013年10月13日、台湾紙・旺報は「台湾人が見た中国、値切りは重要な芸術」と題した読者投稿のエッセイを掲載した。中国台湾網が伝えた。

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中国を観光した際に、心に強く残った印象は「値切り」の文化だ。小さな商店で売られている商品の価格はどれも一律ではない。私の好きなアイスキャンデーは、ある店では1本5角(約8円)で売られていたが、別の店では1元(約16円)だった。これが観光地だと1本10元(約160円)に跳ね上がり、元の5角の20倍にもなった。

上海の観光地・豫園を訪ねた時、周囲の商店街でお土産の人形を買おうとしたが、店員の言い値は100元(約1600円)。他の店ものぞいてみたところ、同じ人形が40元(約640円)で売られていた。その店で値段交渉したがダメだったので、「じゃあ、買わない」と帰りかけたら「20元(約320円)でいい」と言われ、交渉成立。最初の値段から5分の1の値段で人形を手に入れることができて、ルンルン気分だった。

帰り道に他の店先で同じ人形を見かけたので、そこの店主に冗談で「10元なら買うよ」と言ったら、やはり無理。でも立ち去ろうとすると「待って!10元でいいよ!」と言われた。私は苦笑しながら、その場を離れるしかなかった。なぜなら、もうすでに20元で買ってしまっていたからだ。

このように、中国で物を買う際、値切ることはとても重要な芸術だ。この技を持っていないと、「いいカモ」になるしかないのだから。(翻訳・編集/本郷)

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