高速道路のガードレール、広告ビラでいっぱいに、誰が何のために?―江蘇省泰州市

Record China    2013年10月15日(火) 10時12分

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12日、中国江蘇省の高速道路に設置されているガードレールは、付近の自動車修理工場の広告ビラがびっしり。規制する法律もなく、地元警察もお手上げ状態だという。現場写真。

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2013年10月12日、中国紙・現代快報によると、江蘇省の高速道路に設置されているガードレールが、付近の自動車修理工場の広告ビラで埋めつくされている。

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あるネットユーザーが、「北京と上海を結ぶ高速道路『京滬高速』の揚州市手前100km付近のガードレールは上り車線も下り車線も広告ビラでびっしりだ」とネット上に投稿。「これって、命がけのビラはりだよ!」との感想も添えていた。

実際に記者が現場を訪れたところ、ガードレール上がシールタイプのビラや、筆で直接書かれた文字で、数十キロにわたって埋めつくされているのが確認された。特にひどかったのは泰興東料金所付近で、自動車修理や整備、タイヤ交換、けん引の広告がところ狭しと並んでいた。

泰州高速交通警察第二大隊所属の警官によると、ガードレール上のビラはりには明確な規定がないため、高速道路上の違反歩行として「現行犯」の場合のみ50元(約800円)の罰金が科せられるだけ。路政局第二大隊の責任者も「高速道路管理条例には、道路付属施設の汚染に関する条文があるが、具体的な処罰規定はない」と説明し、ビラはりを取り締まるのは「事実上困難だ」と語った。(翻訳・編集/本郷)

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