石の柵を一蹴りしたら200本以上が次々と川の中へどぼん=「典型的なおから工事」―中国ネット

Record China    2020年2月7日(金) 0時0分

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2日、中国メディアの観察者網によると、山西省臨汾市古県の公園で男性が石の柵を蹴飛ばしたところ、200本以上の石柱が相次いで川の中へ落ちた。

2020年2月2日、中国メディアの観察者網によると、山西省臨汾市古県の公園で男性が石の柵を蹴飛ばしたところ、チェーンでつながった200本以上の石柱が相次いで川の中へ落ちた。

記事によると、先月29日、公園内の川沿いにある「十里長廊」を歩いていた若い男性が柵になっている1本の石柱を蹴飛ばしたところ簡単に倒れ、チェーンでつながっていた他の石柱も一緒に次々と川の中へ落ちていった。被害は全部で215本、688メートルにわたったという。

現地メディアの過去の報道によると、十里長廊と景観設備などの工事の投資総額は2490万元(約3億9000万円)だった。観察者網が臨汾市建設プロジェクト入札網を調べたところ、先月17日に2期工事の入札結果が公表されていた。建設内容には十里長廊の1300本の石柱が含まれていて、投資計画は約550万元(約8600万円)だった。

記事は、巨額の投資が行われているにもかかわらず、一蹴りで壊れてしまったため、中国のネットユーザーからはプロジェクトの質について疑念の声が上がっていると紹介。これに対して古県当局は、「石柱は鉄のチェーンでつながれていたため、重力の累加の影響を受け、隣の防護柵が倒れてしまった」と説明。また、第3者機関および専門家にプロジェクトの評価を依頼し、プロジェクトの質について検査・鑑定を行うことを明らかにした。

中国のネットユーザーからは、「石柱はボンドでくっついていただけだろう。群衆の知能をばかにしない方がいいぞ」「どんな材料を使っていたとしても、人が川に落ちないようにするためのものだろう。こんな簡単に折れて役に立つのか?」「典型的なおから工事だ。詭弁(きべん)はやめてくれ」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/山中)

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