3月全米公開のディズニー実写版「ムーラン」、新型肺炎で中国では上映&宣伝不可能の危機も

Record China    2020年2月3日(月) 13時0分

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中国の女優リウ・イーフェイがヒロインを演じるディズニー実写映画「ムーラン」(花木蘭)が、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、中国での公開あるいは宣伝活動も危ぶまれるのではないかと報じられている。

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中国の女優リウ・イーフェイ(劉亦菲)がヒロインを演じるディズニー実写映画「ムーラン」(花木蘭)が、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、中国での公開あるいは宣伝活動も危ぶまれるのではないかと報じられている。

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1998年公開のアニメ「ムーラン」の実写化で、中国の人気女優リウ・イーフェイをヒロインに起用した作品。中国で広く知られる伝承の物語をベースにし、中国の南北朝時代を舞台に、重病の父に代わって男性に扮して出征し、北方から侵略する匈奴(きょうど)と戦う男装の少女・ムーラン(花木蘭)の活躍を描く。

3月27日から全米公開される「ムーラン」だが、来月にはアメリカンフットボールのスーパーボウルのハーフタイムショーで、最新のトレイラー映像も披露される予定。しかし、今や世界第二位の映画市場で、しかも華人ヒロインの映画ということで記録的な興行収入も期待される中国は現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、この旧正月期間は主な映画館が営業を休止し、旧正月に公開予定だった話題作も軒並み上映延期を発表している。今後この問題が終息しない場合は、中国での上映および宣伝活動にも大きな支障をきたすことになる。

「ムーラン」についてはこれまでにも、波乱に次ぐ波乱が報じられてきた。アニメ版に登場したヒロインの守護龍「ムーシュー」(木須龍)が実写には登場せず、ミュージカル仕立てではないことが明らかになるとファンからは猛烈な抗議の声が。続いて昨年8月には、香港での民主化運動の抑え込みにかかる警察の乱暴な行為が注目される中、リウ・イーフェイがSNSを通じて警察への支持を表明。これに対し、香港をはじめ世界中から映画をボイコットせよとの声が巻き起こった。

こうした紆余曲折のあった「ムーラン」だが、今度は公開を目前にして新型コロナウイルスの問題が勃発。ネット上では「問題がありすぎる」「まるで呪われているようだ」などといった驚きの声も上がっている。(Mathilda

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