<中華ボイス>村上春樹氏にとっては、ノーベル賞受賞よりも自由な表現が重要―中国メディア関係者

Record China    2013年10月12日(土) 20時10分

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10日、スウェーデン・アカデミーは2013年のノーベル文学賞受賞者にカナダの女性作家アリス・マンロー氏を選出した。村上春樹氏はまたもや受賞を逃す結果となった。写真は中国語版の村上春樹氏の作品。

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2013年10月10日、スウェーデン・アカデミーは2013年のノーベル文学賞受賞者にカナダの女性作家アリス・マンロー氏を選出した。日本の村上春樹氏はまたもや受賞を逃す結果となった。村上氏は長年「ノーベル文学賞に最も近い人物」と言われ続けており、今年も有名なブックメーカー・ラドブロークスが最有力候補に挙げていた。

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中国のあるメディア関係者はネット上に、「『ノルウェイの森』が、多くの人の村上春樹に対する認識を限定している。もしこのような狭い視点から見れば、もちろん資格に足るとは言えないが、彼の後期の作品ではより深い領域に達している。『ねじまき鳥クロニクル』では戦争について本格的に扱い、『海辺のカフカ』は多くの哲学的なテーマに深く切り込んでいる。彼にとって重要なのはノーベル賞の受賞よりも、これまでと変わらず自由に表現できることなのかもしれない」と書き込んだ。(翻訳・編集/北田

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