Record China 2013年10月11日(金) 14時45分
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9日、中国の李克強首相はブルネイで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓の首脳会議、ASEANプラス3の会期中にフィリピンのアキノ大統領と貴賓室で同席した際、2010年に発生した香港人観光客人質事件について言及した。資料写真。
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2013年10月9日、中国の李克強(リー・カーチアン)首相はブルネイで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓の首脳会議、ASEANプラス3の会期中にフィリピンのアキノ大統領と貴賓室で同席し、短い会話を交わした。李首相は南シナ海問題における原則的立場を述べた上で、2010年に発生した香港人観光客人質事件について言及した。中国新聞網が伝えた。
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李克強首相は、「人質事件発生からすでに長い時間が経過しているが、中国の国民、特に香港市民の感情を考慮し、フィリピン政府がこの問題を非常に重視して厳粛に対応し、できる限り早急に情理にかなった解決をしてくれるよう求めたい」と述べた。これに対してアキノ大統領は、「フィリピン政府は関連する調査を継続しており、この問題を適切に処理するよう尽力したい」と回答した。
香港人観光客8人が犠牲となった人質事件は、2010年8月にフィリピンのマニラで発生。元警官の男が香港人観光客23人が乗車する観光バスを乗っ取った。警察に要求を拒否された男は人質を殺し始め、警察が突入して男を射殺するまでの間に8人が死亡、8人が負傷した。警察は事件翌日、事件解決の過程で明らかな誤りがあったことを認めたものの、フィリピン当局は被害者や遺族が求めた謝罪を拒否し、賠償問題も未解決となっている。(翻訳・編集/碧海)
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