村上春樹氏、またもノーベル賞受賞ならず=評論家「俗っぽさが弱点」―中国メディア

Record China    2013年10月11日(金) 10時28分

拡大

10日、スウェーデン・アカデミーは2013年のノーベル文学賞を、カナダの女性作家アリス・マンロー氏に授与すると発表した。村上春樹氏は、またも受賞を逃す結果となった。写真は上海ブックフェアに出品された村上春樹氏の小説。

(1 / 2 枚)

2013年10月10日、スウェーデン・アカデミーは2013年のノーベル文学賞を、カナダの女性作家アリス・マンロー氏に授与すると発表した。日本の著名な作家である村上春樹氏は、またも受賞を逃す結果となった。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

村上氏は長年、「ノーベル文学賞に最も近い人物」と言われ続けてきた。ブックメーカーにたびたびノーベル賞受賞候補者ベスト3に挙げられながら、いまだに受賞はかなっていない。

業界関係者によると、日本の出版社は毎年、村上氏のノーベル文学賞受賞のための準備をしており、昨年がそのピークだったが、結果は中国の莫言(モーイエン)氏が受賞した。

受賞を逃した原因についてネットでは「去年、中国人が受賞しているため、今年も東アジアから選ぶのは難しかったのだろう」との意見が出ている。また、評論家の白[火華](バイ・イエ)氏は「村上氏の作品の特徴は俗っぽいことだが、文学の純度という視点からはそれが弱点になっている」と指摘している。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携