2013年10月9日、英紙デイリー・メールによると、英国のキャメロン首相が以前、中国人観光客誘致の方法を在英中国外交官に尋ねたところ、納得の答えが返ってきたという。星島日報が伝えた。

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今年、国慶節の大型連休を利用して海外旅行に出かけた中国人観光客の姿が英国でも多く見かけられた。彼らの金の使い方は極めて大胆だ。最も好んで買う商品は、手袋、革靴、時計、高級家具などで、中国人観光客1人当たりの英国における商品購買額は平均で8000ポンド（約124万円）だという。

また、中国人観光客は高級ブランド品を安く買うのが大好きで、アウトレットモールには必ずといっていいほど足を運ぶ。英国のキャメロン首相が以前、在英中国外交官に「より多くの中国人観光客を誘致するにはどうすればいいか？」と尋ねたことがあるが、その答えは「ビスタービレッジ（ロンドン郊外の有名なアウトレットモール）を増やす」というものだった。

英国が買い物天国になれば中国人観光客は必然的に増えるが、もうひとつの問題は英国の食事が合わず、中華レストランを探し回る中国人にどう応えるかということだろう。（翻訳・編集/本郷）