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中国では1日にマスク2000万枚製造可能、なぜ足りないのか―中国メディア

配信日時:2020年1月30日(木) 22時30分
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28日、中国メディアの観察者網は、1日にマスク2000万枚余りを生産できる中国でマスク不足が起きている理由について分析する記事を掲載した。写真はマスク。

2020年1月28日、中国メディアの観察者網は、1日にマスク2000万枚余りを生産できる中国でマスク不足が起きている理由について分析する記事を掲載した。

記事は、中国工業情報化部が、中国には1日に最大2000万枚余りのマスクを生産できる能力があると明らかにしたと紹介。しかし、現時点では中国各地でマスク不足となっている。

その理由について記事は、上海市経済・情報化委員会が「春節(旧正月)の休みに入っているため、生産企業の多くが休業しており、従業員も帰省していて、物流も止まっていることが関係している」と分析していると紹介。従業員を呼び戻したとしても生産には一定の時間が必要で、生産開始から市民の手元に届くまでも時間がかかるとしている。

また、河南省長垣市の医療機器メーカーで働く李明忠(リー・ミンジョン)氏によると、「生産したマスクは14日間放置し、検査に合格してから出荷できる規定になっている」という。この時間は国家規定であり短縮できないと伝えた。

さらに匿名のマスク工場の従業員は、工場のマスク生産能力は高いが、一部の工場は生産許可証など生産のための資格を備えておらず、短期間でこれが得られる可能性は低いと語った。消毒殺菌して規格に合格してから薬局に出荷するという。また、生産拡大をする工場もあるが、新たな設備を購入して調整すると少なくとも1カ月の時間がかかり、3月から4月にならないと稼働できないと記事は指摘した。

別の問題として「原料と物流」も関係していると記事は紹介。原料がなければ工場に従業員や機械がそろっていても生産することはできず、一部の鉄道や省間交通も運行を休止しているため配送にも問題があるという。

このほか、現状に照らして大量のマスクが湖北省へ優先的に送られているため、ネットショップや薬局ではマスク不足になっていると伝えた。(翻訳・編集/山中)

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