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新型コロナウイルスを最も早く警告した医師の死に、中国メディア「勇敢だった、胸が痛む」

配信日時:2020年2月7日(金) 21時40分
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武漢市中心医院の医師、李文亮氏が7日未明、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。これを受け、中国メディアの環球時報は同日、李医師に敬意を表する社説を掲載した。写真は武漢市。

武漢市中心医院の医師、李文亮(リー・ウェンリアン)氏が7日未明、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。これを受け、中国メディアの環球時報は同日、李医師に敬意を表する社説を掲載した。

社説は、「これまでの新型コロナウイルスの死者の多くは中高年であったことからすると、まだ34歳だった李医師は非常に若い犠牲者の一人だ。このことは特に残念で悲しい」と述べた。

続いて、「李氏は昨年12月、最も早くこの危険な感染症を警告した8人の医師の中の1人であった。今になってわれわれは李氏の専門的な観察眼にとりわけ敬服しているが、当時は重視されるどころか、訓戒処分された。そのため、この件は社会に反省をもたらすための見本となった」とした。

その上で、「昨年12月、新型コロナウイルスによる肺炎に対する認識はまだまだ限定的だった。李氏は(ウイルスの存在を確認したとして)専門の職員の間で注意を呼び掛けた。これは彼の高度な専門性を示す一部分だ」とし、「人々が振り返ったところによると、李氏は普段の仕事でも、尊敬されるような医師としてふさわしい道徳の持ち主であった」と伝えた。そして「医師は伝染病が爆発的に広まれば戦士となり、病院は戦場となる。李氏は公務に殉じた。その死は勇敢でまじめで、特に胸が痛む」と述べた。

また、「李氏の同僚の多くも新型コロナウイルスに感染しており、彼がいた武漢市中心医院は最も過酷な戦場の一つになっている。李氏の命が奪われてしまったことも、この戦いの困難さと複雑さを物語っている」とした。

社説は、「この重大な危機に対峙する上で、われわれはみな団結しなければならない。より多くの患者の命を救うために、より多くの人が李氏ら医師たちが最も早く警告した(新型コロナウイルスという)病魔から逃れるために、全力を尽くさなければならない。現在、中国全土が武漢市と湖北省をいっそう応援している。我々はこの戦争に勝たなければならない」と論じた。(翻訳・編集/毛利)

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