<東アジアサミット>李克強首相、領土問題で対立する日・比との首脳会談を拒否―米華字メディア

Record China    2013年10月9日(水) 21時50分

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7日、中国外交部はブルネイで行われるASEAN会議や東アジアサミットにおいて、李克強首相と日本、フィリピンとの首脳会談の予定はないとした。資料写真。

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2013年10月7日、米華字メディア・多維新聞によると、中国外交部はブルネイで行われるASEAN(東南アジア諸国連合)会議や東アジアサミットにおいて、李克強(リー・カーチアン)首相と日本、フィリピンとの首脳会談の予定はないことを明らかにした。

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李首相は9日に北京を出発し、ブルネイにてASEAN会議や東アジアサミットに出席。その後、タイ、ベトナムを公式訪問し、15日に帰国する。李首相がブルネイ滞在中に、日本やフィリピンの首脳と会談を行うか否かが注目を集めたが、中国外交部はその可能性をきっぱりと否定した。

李首相は、ブルネイで開かれる第16回ASEANプラス1(中国)首脳会議、第16回ASEANプラス3(日中韓)首脳会議、第8回東アジアサミットに出席し、習近平(シー・ジンピン)国家主席が提唱する「地域の平和と安全の維持、金融リスクへの適切な対応、経済貿易の推進や海上協力、人的文化的交流の促進」をより深めていく旨のスピーチを行う予定だ。

さらに、加盟国との友好条約の締結やFTA(自由貿易協定)、アジアインフラ投資銀行の設立などについても話し合う見通し。南シナ海の領有権をめぐる問題については、「問題を複雑化させるだけ」と取り上げない姿勢を示している。(翻訳・編集/本郷)

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