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5日、教師の年収や社会的地位に関連する総合指数「教師地位指数」で、トップは中国、韓国は4位、日本は16位だった。写真は中国の学校。
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2013年10月5日、英国の国際教育機関・バーキーGEMS財団は教師の年収や社会的地位に関連する総合指数「教師地位指数(Teacher Status Index)」に基づく調査結果を発表した。調査対象21カ国のうち、教師の地位が最も高かったのは中国で、韓国は4位、日本は16位だった。ただし、韓国は「学生が教師を尊敬しているか」の項目で21位と最下位だった。7日付で中国紙・楚天都市報が伝えた。
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「教師地位指数」は、学生の学業完成能力と教師の地位、年収などとの相関関係を理解するための指数で、バーキーGEMS財団と英サセックス大学の教授が共同で開発した。今回の調査は、米国や中国、日本、韓国など21カ国の異なる職業、年齢の1000人を対象に実施した。その結果、「教師地位指数」が最も高かったのは中国(100点)で、ギリシア(73.7点)、トルコ(68.0点)、韓国(62.0点)がこれに続き、米国(36.7点)は9位、日本(16.2点)は16位、最下位21位はイスラエル(2.0点)という結果だった。
平均年収に関しては、最も高かったのがシンガポール(4万5755ドル)で、続いて米国(4万4917ドル)、韓国(4万3874ドル)、日本(4万3775ドル)の順で、上位各国の教師はいずれも「現在の自分の年収が合理的な水準以上にある」と認識していることが分かった。
また、「自分の子供に教師になることを勧めるか」に関しては、中国は50%が「勧める」と回答しトップ。韓国は48%でこれに続いたが、日本はわずか15%しかなく、19位という結果だった。
一方、「学生は教師を尊敬しているか」の項目では、中国が75%と圧倒的な数値で1位だったのに対し、日本は19%で7位、韓国は11%で最下位だった。(翻訳・編集/HA)
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