2013年10月7日、最新のインド映画を紹介する「インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン」が、11日に東京・オーディトリウム渋谷をメーン会場に開幕する。2012〜2013年に公開された17作品を一挙上映。インド映画ファンのみならず、幅広い観客の心をつかむラインナップとなっている。

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日本でも大ヒットした「きっと、うまくいく」のシャルマン・ジョーシー主演「フェラーリの運ぶ夢」は、公務員の父と息子、祖父が家族の夢に挑戦する物語。落ちぶれた歌手が女性スターを育てる「愛するがゆえに」は90年代ヒット作のリメイクで、再び大きな反響を呼んだ悲恋のストーリー。

インド映画100周年記念で作られた映画も紹介される。テント小屋の巡業映画館を営む女性の奮闘記「移動映画館」は、映画への情熱と愛情あふれる作品。インド南西部で話されるマラヤラム語映画の誕生秘話「セルロイド」では、言語別に発展したインド映画の源流が垣間見られる。さらに、大金を賭けたゲームに挑む夫婦のサスペンス「テーブル21番」にも注目だ。

「インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン」は2013年10月11〜18日にオーディトリウム渋谷（東京）、12〜14日にSKIPシティ（埼玉）、19〜25日にシネ・ヌーヴォ（大阪）で開催される。（文/遠海安）