2013年10月3日、香港の俳優チョウ・ユンファ（周潤發）をはじめ、中華圏人気スターのデビュー前に苦労したエピソードについて、米中国語紙・世界日報が伝えている。

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香港映画界の帝王と呼ばれるチョウ・ユンファは、香港の離島・ラマ島の貧困地区の出身。家計を支えるため早くから働き、中学卒業後はホテル従業員に。その働きぶりは、オーナーに認められるほどだった。ある日、宿泊客のロールスロイスを驚きをもって眺めていると、車の持ち主に「君には一生乗れないだろう」とからかわれたことを、よく覚えているという。

俳優アンディ・ラウ（劉徳華）はデビュー以前、美容師をしていた。デビュー後、俳優仲間のヘアメークを手伝うこともあったという。苦労が多かったせいか、世界的スターになった現在も、どんな時間帯の映画ロケにも文句を言わず、必ず定刻どおり姿を見せることでもよく知られる。

ジャッキー・チェンは、“非イケメン”が災いして、なかなか大役を得られなかった下積み時代がある。ある映画で主役に抜てきされそうになった時、原作者の時代劇作家・古龍（グー・ロン）に、彼の特徴的である大きな鼻を嫌われ却下されている。

韓国の人気グループ・スーパージュニア（Super Junior）メンバーだったのが、歌手のハンギョン（韓庚）。家計を助ける目的で、韓国の芸能界に飛び込んだことを自ら語っている。彼の場合、デビュー前は大型スーパーや酒場で踊っては日銭を稼ぐ時期があった。「仕事をもらわないと、次の食事が食べられなかった」と、当時の苦労を語っている。（翻訳・編集/Mathilda）