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中国でまもなく春節の「民族大移動」、新型肺炎をどのように抑え込むのか、中国外交部が回答

配信日時:2020年1月21日(火) 12時40分
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中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染者が国内外で拡大する中、中国外交部の耿爽報道官は20日の記者会見で記者からの質問に答えた。写真は武漢の列車駅。

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染者が国内外で拡大する中、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は20日の記者会見で記者からの質問に答えた。

当局の発表によると、中国国内の新型コロナウイルスの感染者は、20日午後6時時点で217例確認されている。また、タイで2人、日本と韓国でそれぞれ1人ずつ感染が確認されている。

会見で、「中国はどのような対策を取っているのか。また、他国と協力するのか。するのであればどのような協力をするのか」と問われた耿報道官は、「ウイルス発生以来、中国政府は厳粛に真摯(しんし)に専門的な姿勢で積極的に処置を行っており、厳密にコントロールする方案を定め、全力で患者の治療および密接な接触者の管理に当たっている。適時に関連情報を発表し、積極的に予防知識の宣伝を行っている」などと強調した。

その上で、「中国は責任ある姿勢で、随時、世界保健機関(WHO)や関係各国・地域、香港、マカオ、台湾に情報を提供し、緊密なコミュニケーションを保っている。われわれは発生からすぐにWHOとウイルスの遺伝子データを共有した。関係国での発症の連絡を中国は非常に重視し、双方向、多方向のコミュニケーションを保ち、協力を強化し、全力で対応している」などと述べた。

さらに、「その他の国でも感染が疑われる症例が発見された場合、すぐに政府ルートで中国に知らせてほしい。われわれは各国が協力してウイルスに対応し、共同で地域と世界の衛生安全を守っていく」とした。

また、「民族大移動」とも呼ばれる春節の帰省・旅行ラッシュがまもなくピークを迎えることについて、「日本、タイ、韓国でも感染者が出ていると報じられており、多くの人が懸念している。ウイルスの全世界拡散を防ぐため、中国はどのような措置を取るのか」との質問が出た。

耿報道官は、「日本、タイ、韓国から感染者の状況について中国側に連絡があったと関係部門から聞いている。中国はこれらの国と緊密なコミュニケーションと協力を保ち、共同で感染者の治療とウイルスのコントロールに当たる。あなたがおっしゃった中国の拡散防止措置について私がお伝えできることは、現在、武漢の地方政府がすでに出国者の管理を行っているということ。具体的な状況については、主管する部門と関係する地方政府に聞いてほしい」と述べるにとどめた。

このほか、記者からは「ヒトからヒトへの感染」に関する質問が出たが、「専門的な質問なので、主管する部門に聞いてほしい」と明言を避け、「中国が対応に全力を挙げていること」「関係国・地域と協力して対応すること」を改めて強調した。(翻訳・編集/北田

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