朴大統領「会談ができないのは日本のせい」=日本に誠意を求める―中国メディア

Record China    2013年10月4日(金) 11時14分

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1日、岸田文雄外相は記者会見で、韓国の朴槿恵大統領が日本の歴史認識を非難したことについて、「わが国の努力についてご理解いただいていないのだとすれば、残念だ」と述べた。写真は青瓦台。

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2013年10月1日、岸田文雄外相は記者会見で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が日本の歴史認識を非難したことについて、「わが国は今までも歴史問題などにしっかり取り組み、理解を得られるよう説明してきた。わが国の努力についてご理解いただいていないのだとすれば、残念だ」と述べた。3日付で中国新聞網が伝えた。

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岸田外相は「日韓には難しい問題が存在するが、双方の努力によって、大局的見地から関係を発展させたい」と述べた。

朴槿恵大統領は30日、青瓦台(大統領官邸)で米国のヘーゲル国防長官と会見し、時代を逆行した発言をする指導部のせいで信頼関係を築くことができない」と日本を批判した。

同日、青瓦台の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)広報秘書官によると、ヘーゲル国防長官は日米韓の三国による安全保障の構築に言及し、「歴史問題を含む現実的問題を合理的にコントロールすることが必要だ」と述べた。

朴大統領は「歴史の残した問題のために、今も韓国の国民は苦しんでいる。国民全体で解決しなければならない問題であり、指導者だけで解決できるものではない」と語った。

また、「慰安婦問題は現在も解決されておらず、被害者が苦しみ抜いているにもかかわらず、日本は謝罪しないばかりか彼女たちの傷口に塩を塗りこみ、韓国の国民は激怒している。そのため、韓日の指導者は会談を行えずにいる。この問題は、指導者同士が会談を行えば解決するというものではなく、日本が誠意を見せることが必要だ。これを無視している限り、対話が行われることはない。双方がしっかりと語り合って解決するべきだが、会談後に日本の指導者から再び時代を逆行する発言があれば、『なぜ会談を行ったのか』という非難が起こり、結局のところ国民を傷つけるという悪循環になる」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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