歴史や城好きにオススメ!行っておきたい日本の城―中国メディア

人民網日本語版    2020年1月21日(火) 7時0分

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日本には地域的特色にあふれる名城がたくさんあり、昔の日本人のライフスタイルを肌で感じたり、それぞれの地域特有の歴史や建築物、文化を鑑賞できる。

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日本には地域的特色にあふれる名城がたくさんあり、昔の日本人のライフスタイルを肌で感じたり、それぞれの地域特有の歴史や建築物、文化を鑑賞できる。

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松本城、姫路城、犬山城、彦根城、松江城は「国宝5城」と呼ばれている。また、大阪城の天守閣は、写真愛好家が一度は必ず行ってみたい場所として人気だ。熊本城は、国の特別史跡に指定されており、人気観光地。ただ、残念ながら2016年4月の地震で、多くの石垣が崩落したほか、多くの文化財建造物が被災したため、修復作業が進められており、現在休園中で多くのエリアへの立ち入りが禁止されている。

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大阪城(大阪府)

「擦肩」 作者:李嘉[王奇]

「双子降臨」 作者:路客照相机

大阪城公園内にある大阪城は、安土桃山時代の1583年に豊臣秀吉が築城し、豊臣秀吉の居城および豊臣政権の本拠地となった。その後、豊臣氏が滅亡すると、江戸幕府が大坂城代を置き、西日本支配の拠点となった。幾たびもの焼失と再建を重ねており、天守閣は昭和6年に鉄筋コンクリート構造によって復元され、現在博物館「大阪城天守閣」として開放されている。大阪城はスケールが大きく、天守閣は金箔の輝きで彩られ、春になるとお花見スポットとして多くの花見客でにぎわう。

松本城(長野県)

「松本城の日没」 作者:高同学

長野県松本市にあり1594年に完成した松本城には「烏城」という別名もある。緑豊かな北アルプスをバックに城の周りを囲む堀川に囲まれた松本城、そして、ワンポイントとなる赤い埋橋の「競演」は、まさに絵に描いたような絶景だ。松本城は、関カ原の合戦以前に築城され、唯一現存している黒い天守閣の古城となる。

姫路城(兵庫県)

「姫路の桜」 作者:杜浩

兵庫県姫路市にある姫路城は、1346年に築城された。白壁の美しさと裾広がりの優雅な姿から「白鷺の城」とも呼ばれ、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。江戸幕府の時代には姫路藩が置かれた。江戸時代における最高の築城技術が駆使されており、保存状態にも優れ、「日本一の名城」と称されている。そして、たくさんの時代劇や映画のロケ地にもなってきた。

犬山城(愛知県)

「国宝犬山城」 作者:李峰

1469年に築城された犬山城は、今は天守閣のみが現存しており、日本最古の様式となっている。別称となっている「白帝城」は木曽川沿いの丘上にある城の佇まいを長江流域の丘上にある白帝城を詠った李白の詩「早發白帝城」(早に白帝城を発す)にちなんで儒学者の荻生徂徠が命名したと伝えられている。木曽川のほとりの小高い山の上に建てられた天守閣から目の前に広がる山河や街を眺めれば、思わず時が経つのも忘れてしまうほど。

彦根城(滋賀県)

「彦根城の下町」 作者:瀋王爺

滋賀県彦根市金亀町にある彦根城は、1622年に築城され、「金亀城」とも呼ばれている。城の周りを囲む堀川は琵琶湖とつながっており、屋形船に乗って美しい景色を鑑賞することができる。彦根城一帯は、春になると堀の両岸に植えられた約1200本の桜が咲き誇り、関西でも有名な花見スポットとなる。ピンクの桜の花と白い天守閣、城壁が「競演」する景色はまさに絶景だ。

松江城(島根県)

「青空と松江城」 作者:聞書七日草

島根県松江市殿町にある松江城は、1611年に築城された日本三大湖城の一つで、城の周りを囲む堀川は宍道湖とつながっており、薄い塩水となる。天守に千鳥が羽を広げたような形の破

風が用いられていることから別名「千鳥城」とも呼ばれる。江戸時代に造られた天守閣の雛型が残るのは、日本国宝5城の中で、松江城だけとなっている。

熊本城(熊本県)

「九州:熊本城」 作者:路上的肉伊

熊本県熊本市中央区にある熊本城は1487年に築城。城跡は「熊本城跡」として国の特別史跡に指定されている。また、13棟(櫓11棟、門1棟、塀1棟)が国の重要文化財に指定されている。天守閣には、熊本城主・加藤家、細川家の「武」にまつわる歴史資料や西南戦争関連の重要な歴史資料が保存されている。天守閣に立つと、街の景色を見下ろすことができる。城の池の周りには桜が植えられており、毎年3月から4月にかけて満開の時期を迎え、大勢の花見客でにぎわう。そして、夜になると桜がライトアップされ、熊本城にはロマンチックなムードが漂う。(提供/人民網日本語版

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