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韓国の新型肺炎感染者、空港に続き医療機関でも「遮断」できず

配信日時:2020年1月28日(火) 16時50分
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27日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で4例目の新型肺炎感染患者が確認されたが、入国当時に検疫を通過していただけでなく、医療機関でも早期の遮断ができていなかった。写真は武漢の海産物卸売市場。

2020年1月27日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で4例目の新型コロナウイルスによる肺炎感染患者が確認されたが、入国当時は症状が出ていなかったため空港検疫を通過していただけでなく、患者が自ら訪れた医療機関でも「早期の遮断」ができていなかったことが判明した。健康保険審査評価院が全国の医療機関にリアルタイムで提供している感染症発生地域訪問者情報システムが正常に稼働していなかったためだという。

記事によると、新型肺炎に感染したのは55歳の韓国人男性で、武漢を訪問し20日に帰国した。せきや発熱などの症状がなく入国時に空港の検疫は通過できたが、翌日に風邪のような症状が出たため、医療機関を訪れ診察を受けた。この時、健康保険審査評価院の医薬品安全使用サービス(DUR)が正常に稼働しているか、患者が自ら武漢を訪れていたことを申告していれば、早期に隔離することが可能だったと、記事は指摘している。

健康保険審査評価院は10日からDURを使って、感染症の発生地域訪問や感染者との接触をした人物について14日間、全ての医療機関に情報を提供している。武漢を訪れた人がどの医療機関に行ってもDURで情報共有ができ、新型肺炎の疑いがあれば病院から保健所を介して拡散を防ぐことができる。しかし、このシステムが作動しなかったという。

男性患者は25日に再度、38度の熱と筋肉痛で医療機関を訪問している。そこで初めて保健所に届け出て国の指定病院に隔離され、27日に新型肺炎の感染が確認されたという。記事は「20日から24日まで、保健当局の管理を受けない監視の空白があった」と指摘している。

今回のことを受け健康保険審査評価院は、全国の医療機関に対しDURシステムから提供される「感染症関連国渡航歴情報提供専用プログラム」を設置し、正常に運営できるか確認し、拡散防止に積極的に協力するよう要請したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「政府には、もっと強力な対処を要請する!」「中国からの入国をせき止めるべきでは?」「SARSの時のように、中国に行ってた人は潜伏期間中は隔離し、異常がなければ入国できるようにすべきだ」「感染者全員の韓国内での足取りを明らかにしてくれ」「政府は無防備過ぎる」「中国から来た飛行機から誰も降ろさなかったフィリピンを見習うべき」など、政府の対応への不満の声が多く寄せられている。

また、「医療機関は悪くないのでは?そもそも空港で止めていればよかったんだから」という声や、「この人が武漢帰りだと最初に言えばよかったんだよ」「病院に行ったのに、武漢に行ったと言わなかったのか」「本人が申告すべきだった。良心はないのか」など患者への批判も上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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