旅好きの中国人留学生、日本の本土を車で走破!「人が親切で、景色が素晴らしい」

Record China    2013年10月3日(木) 14時20分

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2日、近年、中国では余暇に旅行を楽しむ人が増えている。外国に住む中国人にも旅をこよなく愛する人がおり、日本に住む中国人留学生の謝牧陽さんは、このたび車での沖縄県を除く46都道府県走破を達成した。

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2013年10月2日、近年、中国では余暇に旅行を楽しむ人が増えている。1日からは7日間の国慶節大型連休に突入しており、多くの人びとが旅行に出かけている。国内だけではなく、外国に住む中国人にも旅をこよなく愛する人がいる。日本に住む中国人留学生の謝牧陽(シエ・ムーヤン)さんもその1人だ。彼は9月27日に、車での沖縄県を除く46都道府県走破を達成した。

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謝さんは1991年に湖南省長沙市で生まれ、2011年に交換留学生として来日した。両親が旅好きなため、幼い頃からよく家族3人で旅にでかけていた。標高5000メートル近い場所を訪れたこともあるという。

来日翌年の2012年3月に、友人とともに夜行バスで関西を旅した。さらに、同年5月の連休には、北陸大学で学ぶ先輩を訪ねたついでに、金沢や能登半島、上越、妙高、志賀高原などを回った。この旅をきっかけに、かねてより思い描いていた車での日本列島走破計画を実行に移した。車での交通費を節約するため高速道路は利用せず、夜は車の中で過ごし宿泊費を浮かせた。

1年余りの時間をかけて日本中を旅した。中でも北海道と長野が特にお気に入りだという。旅は楽しいことばかりではなく、つらく苦しいこともあった。中国人だとわかると政治的な質問を投げかける日本人がいたことが、特に謝さんを悩ませた。

旅を通して感じたことについて、「日本はどこに行っても景色が素晴らしい。道は整備されており、旅人にとって本当に快適で便利。地方で出会った人たちは親切で、地元の方やさまざまな国の旅人とすぐに友達になれた」と話す。

謝さんは旅行を趣味のひとつだと考えており、学業に支障が出ない程度に楽しんでいる。某IT企業から内定をもらっており、来春に同企業に入社する予定。謝さんは「社会人になっても旅を続けたい。沖縄にも早く行ってみたいし、ほかの国にも行ってみたい」と今後の抱負を語っている。さらに謝さんは、今までの日本の旅で感じたことや旅先で撮影した写真などを自身のサイトで公開し、全ての人と旅の思い出を共有したいと話している。(取材/RR・編集/内山

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