2013年10月1日、台湾最大の映画アワード「第50回金馬奨」のノミネートリストが発表され、ウォン・カーウァイ（王家衛）監督「グランド・マスター」が11部門で候補作に。主演俳優トニー・レオン（梁朝偉）による最多受賞記録の更新が期待されている。NOWnewsが伝えた。

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台湾版アカデミー賞こと「金馬奨」は、来月23日に授賞式が行われる。1日、ノミネートリストが発表され、ウォン・カーウァイ監督「グランド・マスター」が最優秀作品賞はじめ11部門で候補作になった。今回の出品作265本の中でも、ノミネート数は他作品を圧倒し最多。最も注目される映画となった。

主演俳優のトニー・レオンが「金馬奨」最優秀男優賞にノミネートされるのは、これで7回目。過去には「恋する惑星」「インファナル・アフェア」「ラスト、コーション」の3作品で、同賞に輝いている。ノミネートおよび受賞回数において、トニーは「金馬奨」における最多記録をキープし続けている。今回は4回目の受賞に向け、期待が大きい。

「金馬奨」ではこのほか、中国のジャ・ジャンクー（賈樟柯）監督の話題作で、北野オフィス製作の日中合作映画「A Touch of Sin」（中国語タイトル：天注定）が6部門でノミネート。地元台湾の巨匠、ツァイ・ミンリャン（蔡明亮）監督の「Stray dogs」（中国語タイトル：郊遊）が5部門でノミネートされている。（翻訳・編集/Mathilda）